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今回ご紹介するのは、抗酸化作用が強く、肌の老化を抑制する効果が、今美容面で注目されているエルゴチオネインという美容成分についてです。
エルゴチオネインにはシワやたるみを防ぐ効果や、シミの原因を作らない予防効果があり、肌にハリや弾力をもたらしてくれる効果があるそう。
今回はそんなにエルゴチオネインの特徴や効果効能をご紹介していきます。
エルゴチオネインとは?
エルゴチオネインとは、キノコ類などの菌類や一部の細菌のみが合成できる成分で、含硫アミノ酸の一種です。
水に溶ける性質を持ち、熱や酸に強く、例として120℃に2時間置いたとしてもほとんど影響を受けないといわれています。
エルゴチオネインは元々多くの生物に存在していますが、動植物では自身で合成ができず、キノコなどの菌類と一部の細菌のみしか生み出すことができないといわれています。
エルゴチオネインを生み出すことができない植物は、土壌細菌がつくりだしたエルゴチオネインを根から吸収し、また動物は植物を摂取することによってエルゴチオネインを体に貯蔵します。
同様に、人間も自身で生成することができないため、食べ物からエルゴチオネインを摂取することで、肝臓や腎臓、赤血球、皮膚などに貯蔵しています。
キノコに含まれるエルゴチオネインは、菌床や石づきなど普段は捨てられるような部分にもあります。
そんなエルゴチオネインは、抗酸化作用が非常に強く、DNAの損傷や過酸化脂質の生成を防ぐ働きが期待されています。
また抗酸化作用に加え、エルゴチオネインには、光による肌の老化を抑制する効果があるといわれており、美容面からも注目されている成分です。
エルゴチオネインの効果効能
活性酸素を除去してDNAの損傷を防ぐ!
エルゴチオネインには強い抗酸化作用があるため、活性酸素によるDNAの損傷や過酸化脂質の生成を防ぎます。
エルゴチオネインの抗酸化力は非常に高く、その力はL-システインやビタミンCなどの他の抗酸化成分よりも強いといわれています。
DNAの損傷により遺伝子にエラーが生じ、ガンなどの病気を引き起こされるといわれています。
また、過酸化脂質が体内で増加しすぎると、血管の内壁にとどまり、動脈硬化などの生活習慣病を引き起こす危険があります。
血管の老化現象ともいわれる動脈硬化は、40歳以上の方に多く見られる症状で、動脈硬化によって血流が悪くなると、さまざまな臓器の働きに弊害が生じます。
その結果、脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こす危険性が高くなります。
このように、エルゴチオネインには活性酸素の働きを抑制する効果があります。
美肌効果
エルゴチオネインは、しわやたるみを防ぐエラスターゼ活性阻害作用やシミの原因をつくらないチロシナーゼ活性阻害作用があるといわれています。
エラスターゼは肌のハリや弾力を保つために必要なエラスチンを分解する酵素です。
エルゴチオネインは、このエラスターゼの活性を阻害することでエラスチンを守り、肌のハリを回復させたり、維持する効果が期待されています。
また、エルゴチオネインはシミやそばかすの原因となるメラニンを生み出すチロシナーゼの活性を阻害します。
さらにエルゴチオネインは光がもたらすダメージから目を守る働きがあります。
紫外線によって皮膚の表皮や真皮を構成する細胞がダメージを受け、シミ、しわなどの皮膚の老化を促進します。
エルゴチオネインには活性酸素の働きを抑える効果があるため、光による肌の老化を抑制します。
このように、エルゴチオネインには美肌を生み出す効果があります。
強い抗酸化力で脳神経を保護しアルツハイマー病の予防効果も!
エルゴチオネインは強い抗酸化作用を持つことから、活性酸素による神経細胞へのダメージを緩和することが報告されています。
神経細胞、特に脳神経細胞がダメージを受けると、認知症やアルツハイマー病などの様々な病気が生じることから、エルゴチオネインは脳神経を保護し、アルツハイマー病予防効果が期待されています。
まとめ
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今回は、【美容成分で今注目!エルゴチオネインとは?シワたるみシミ老化防止効果!】
と題してお届けしていきました。
いかがでしたでしょうか?
エルゴチオネインはサプリメントや食事などから摂取出来ます。
身近なものでは、シイタケに多く含まれています。
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